語彙・読解力検定は「楽しい」らしい
ベネッセと朝日新聞が手を組んで実施している語彙・読解力検定はとてもオススメな検定です。
今日初めて受験した人も多かったのですが、一様ににみなさん
「楽しかった」
とおっしゃっています。
なぜ「楽しかった」のか、考えてみます。
検定といえば、英検や漢検がもっともポピュラーなのは否定すべくもありません。
そして、これらの検定はどんな努力をすれば成果が上がるか比較的わかりやすいものでもあります。
それに対して、語彙・読解力検定はどんな努力をすれば成果が上がるのかとても分かりにくいですよね。
でも、これをポジティブにとらえると、付け焼き刃的な努力ではなんともならないぶん、真の実力が反映されるともいえるかもしれません。
ん?誰ですか?
事前勉強しないで受験できるから・・・なんて言ってるのは(-_-;)
(そう言う人には、翔智塾謹製語彙力トレーニング倍増をプレゼントしてさしあげよう)
語彙・読解力検定の問題を見てみると、その出題範囲がほんとうに多義多様です。
科目で言えば、国語だけでなく、理科や社会の知識まで要求されます。
つまり、普段どれだけいろいろなことに興味を持ち、その好奇心を深めているかということが問われている検定なのです。
ですから、好奇心旺盛な人にとっては、問題をに触れること自体が、新たな知への出会いであり、それは問題の正解・不正解にかかわらず、まるで新しい世界への扉の向こうを垣間見たかのようなドキドキ感がするのだろうと思うのです。
きっと、それが「楽しかった」という感想につながるのでしょう。
そもそも、まだまだマイナーな検定である語彙・読解力検定の存在を知っているということ自体が、その人の好奇心の高さの表れかもしれませんが・・・(^^;
もちろん、ふだん翔智塾でやっている語彙力トレーニングは大きな力を発揮してくれます。
普段から多種多様で質の高い情報に触れ、自分の中でそれを昇華し、再発信していく力を、このトレーニングをさせるときには常に意識をしています。
それでは、今日はこのへんで。
受験生のみなさん、お疲れ様でした。
中村 五十一
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