国語や英語の長文を、苦手から得意に。
たとえば
「本文をよく読め」
と言われても、「よく読んでいる」つもりなわけです、受験生からすれば。
あるいは、
「大事なところに線を引け」
と言われても、そもそも「どこが大事か」わからないから困っているわけですよね。
だから、
「国語は勉強しても成績が伸びない」などと言われ、
「だから、うちの塾では国語の授業はありません。」という塾まで現れるのですが、
翔智塾では
「国語の成績だけが上がらなくて・・・」
と駆け込んできてくれる生徒がたくさんいます。
そして、そうした生徒さんたちのほとんどが、早い子で数か月で国語がいちばん得意な科目にすらなってしまいます。
どうして、そういうことがおこるのか?
それは、国語や英語の長文を解くときの「定石」が実は存在していて、それを翔智塾では、明確に「解法」としてマニュアル化しているからなのです。
マニュアル自体が文章だと、マニュアルが「文章題」になってしまいかねないので、チェックリスト形式になっています。
このチェックリストは、
「大事なところ」がどこに書いてあるのか・・・
が明確にわかるようになっています。
じつは、このチェックリストは、もともとスタッフの業務用マニュアルとして開発したものなのです。
業務マニュアルとして導入してみると、あまりの効果に私自身驚きました。
ならば、ふだん国語の授業で繰り返し指導していることも、この形式にしたらわかりやすいのではないか・・・
そんな経緯で生まれたものなのです。
先日入試も、合格を報告に来てくれた元中3生が、
「けっきょく苦手だったはずの国語がいちばん得点できました。」
と、照れ臭そうに報告してくれました。
今後も、生徒用の解法マニュアルやスタッフ用の業務マニュアルを整備して、私の四半世紀にわたる塾講師経験を若い人たちに効果的に伝えていきたいと思っています。
中村 五十一
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