目標の勉強時間は〇〇時間!?正しい目標設定の仕方。
夏休みは最低○○時間勉強しよう!
なんて言葉が学校からも塾からも出てくる時期です。
果敢に挑戦している子も少なくないのではないでしょうか。
すばらしいですね。
こうした目標が、受験生自身から出てくるのであれば、さらに、すばらしいですね。
ただ、小学生や中学生くらいだと、時間を目標にすると勉強が単なる「時間つぶし」になってしまう危険性もあります。
集中力もなくだらだらやっているだけだったり、ひたすら好きな科目のノートまとめに精を出したり・・・
とくに大人から言われて嫌々やっている子は、こういう「作戦」に出がちです(^^;
まわりの大人からすれば、できれば、密度の濃い有意義な時間を過ごしてほしいわけです。
どうすればよいか?
和光市の「つばめ学院」さんのブログにすばらしい記事に<答え>がありますので、ぜひ、ご覧ください。
ちなみに、つばめ学院の関口塾長は、何度かお会いさせていただき、私が勝手に惚れている先生のおひとりです(#^^#)
つまり、
「時間」という目標がクリアできたら、次は「量」、そして最後に「質」というように、目標を三段階でレベルアップさせていくというわけですね。
たとえば、
「1日10時間勉強する」
という目標をクリアできたら、
つぎは
「1日100ページ勉強する。」
などのように「量」を目標にして、「だらだら作戦」を回避します。
ただ、この「量」で設定しても、さぼることにかけては天才的な頭脳を発揮する子どもたちは、「簡単な問題を大量にこなす」という作戦で大人の意図を鮮やかにかわしてみせたりします。(;^_^A
そこで、量の設定もクリアできたら、
「質」を目標にします。
基本的には、自分がクリアすべき具体的な単元を設定するのが良いと思います。
「今日で三平方の定理は完璧にする。」
と、いったような感じです。
この目標設定は、前段階である「量」をこなしていないと、何を設定したらよいか、意外と見えてこないかもしれません。
だから、つばめ学院の関口先生がおっしゃるように、段階を踏むことが大事なのですね。
勉強は、「できないことをできるようにする」過程を学ぶことに意義があります。
そこを見誤らないようにしたいですね。
それでは、今日はこのへんで。
中村 五十一
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