受け継がれる算数・数学の成績を上げる鉄則

2018年5月7日

今や塾業界は「ブラック業界」と蔑まれ、学生の不人気バイトとしての地位を確かなものにしました。

それでも、卒業生をはじめとする多くの大学生たちが忙しい中、いろいろと手伝ってくれます。ありがたいことです。

 

そうした卒業生講師のひとりである細谷先生が担当の生徒さんたちに面白いものを配布しているのを見つけちゃいました。(*’▽’)ミセテ

 

「ルール」

と仰々しく書かれた紙面いわく、

 

計算用紙は1問につき1枚使う

計算用紙には問題、問題番号を必ず写す

途中式はどんな計算でも飛ばさずに全て書く

丸つけの際は解答と計算用紙をセットで提出

 

おお!いいですね!

こういうことを自発的にやってくれるところが、うちのスタッフたちのすごいところです。(*^-^*)

 

「私も、中村先生の指導のもとでこれを厳守することによってミスを減らせました。」

と書いてくれているのがまたうれしいですね。

 

 

本当は、算数・数学が苦手なわけではないのかも!?

 

算数や数学に苦手意識をもっている子は少なくないと思います。

しかし、ほんとうに算数や数学の能力に問題がある子は多くありません。

 

じつは、単に作業が雑で情報が整理されていないだけということのほうが多いのです。

そういう子たちには、このルールはてきめんの効果を発揮します。

 

とくに、

ひとつの筆算を紙面いっぱいにやらせる

というのは、指示もルールも単純なのでとくにおススメです。

 

その効果は、こうして代々受け継がれているという事実が、何よりも雄弁に物語っているのではないでしょうか。

細谷先生、ありがとう!

 

それでは、今日はこのへんで。

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中村 五十一

株式会社スタディー・プレイス代表取締役。STUDY PLACE 翔智塾の「ボケ」担当、「ツッコミ」は生徒たち。授業は「生徒たちとの掛け合い漫才」だと思っている。塾講師歴30年。県下最大手塾・茨進の教室長などを歴任。千葉テレビの「茨城県立高校入試の解答と解説」で3年にわたり解説を務めた。
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