茨城と千葉の中3生合同授業
茨城県は受験に対してはのんびりした気風だなぁ、と常々私は思っていたのですが、ここ数年の少子化による県立高校の定員割れで、その傾向はますます顕著になってきていて心配が尽きません。
高校入試では競争は易化の方向であっても、大学入試では全国の受験生たちと、そして社会にでれば世界中のビジネスパーソンたちとの熾烈な競争を戦わなければならないのです。そういう問題意識ではじめたのが翔智塾なので、県外の受験生たちとの交流はいつか実現したいことのひとつでした。
そんなことを思っていたハロウィンの夜、翔智塾の扉をたたく音がします。扉の向こうには見慣れぬ中学生たちが・・・
「Trick or Treat!」
のかわりに礼儀正しい
「こんにちは。今日はお世話になります!」
の声。
彼らは千葉県船橋市の 学力再生工房 AQURAS さんの中3生たちなのです。
じつは、AQURASさんの村上先生が自塾の生徒さんたちを県外遠征させているということを聞き、ぜひ翔智塾にもお越しいただくよう、お願いをしたのでした。
授業に参加していただいたのは、県立高校入試講座。
この日の教室には、守谷市、取手市、常総市の中3生に加え、船橋市、市川市の生徒たちがくわわる実に国際色豊かな(!?)面々が集うことになったのです。
いつもとは違う緊張感は、生徒たちだけでなく、私や教壇に立った先生にも漂っていました。でも、気持ちのよい緊張感でした。ハロウィンですから、「翔智塾らしい授業」というしっかり「おみやげ」をもたせてあげないといけませんからね。
AQURAS生を船橋に送り届け、その後村上先生と今後のことについて、いろいろと「あやしい(笑)」ハロウィンらしい話題の打ち合わせを行い、とても充実した気持ちで守谷に戻りました。
宝物のような生徒たちを送りだしてくださった村上先生、ありがとうございました!
また機会がありましたら、よろしくお願いします。
今度はうちの生徒たちを武者修行に行かせたいですね。
中村 五十一
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