Coder Dojo 守谷でMinecraftプログラミングに挑戦

今日は第一土曜日のプログラミング道場のお手伝いの日でした。

 

 

今回新たにMinecraftでプログラミングにチャレンジしました。

 

Minecraftは、ゲームというより、純粋な(それゆえに複雑な)仮想空間を提供するソフトです。

そこには大地があり、草木が生え、動物が生きています。

朝には日が昇り、夜になれば星空になります。晴れたり雨が降ったりしますし、火山や氷河もあります。

 

その世界で、木を伐り、石を砕いて原始的道具をつくります。

そして、今度はその道具を使って、さらに丈夫な道具を創り出したり、建築物を作り、さらにそこに壮大な仕掛けを組み込んだりします。

 

Minecraftは、それ自身がある種プログラミング的な遊びではありますが、MakeCode というシステムを使うと、その世界の中にプログラミングで動かせるロボットを導入できます。

物を作るという作業は、概して膨大な単純作業を伴うことが多いわけですが、それをプログラミングによって自動化できるわけです。

 

今までもMinecraftの中でプログラミングはできたのですが、導入などが大変面倒で、子どもたちに気軽にやってもらうという感じではありませんでした。

ところが、このMakeCodeでは、ブロックプログラミングという、ブロックを組み合わせるだけでプログラミングができてしまう方式が採用され、ぐっと身近になりました。

 

 

このMake Code for Minecraftは、

プログラミングの「おもしろさ」と「便利さ」の両方をうまく実感できるとても良い教材だと思います。

 

しかも、このシステムでは、将来的により本格的にプログラミングに取り組めるような「橋渡し」のような仕組みがあるのも魅力的です。

Scratchなど、ブロックプログラミングは確かに入門用のプログラミング言語としては優れていますが、「その先」へなかなか繋がっていないという悩みは、プログラミング教育にかかわる方々の多くが感じていることかと思います。

そういう悩みに対するひとつの解答案かもしれません。

 

このことに関しては、今回のコーダー道場でも、面白い取り組みをされた方がいらっしゃったので、後日、そのあたりをこのブログでご紹介できればなと考えております。

それでは、今日はこのへんで。

 

 

 

 

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中村 五十一

株式会社スタディー・プレイス代表取締役。STUDY PLACE 翔智塾の「ボケ」担当、「ツッコミ」は生徒たち。授業は「生徒たちとの掛け合い漫才」だと思っている。塾講師歴30年。県下最大手塾・茨進の教室長などを歴任。千葉テレビの「茨城県立高校入試の解答と解説」で3年にわたり解説を務めた。
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