Coder Dojo 守谷にテレビ取材が来ました!

2018年9月2日

夏期講習中は忙しくて参加できなかったCoder Dojo 守谷のお手伝いに行ってきました!

なんと、今回はテレビの取材もあって、この活動がいかに注目されているかということを実感しました。

インタビューを受けているときの子どもたちのちょっと緊張した感じがまた微笑ましかったですね。

 

このCoder Dojo 守谷は毎回レベルアップしていくので、2回お休みしてしまうと、いろいろと驚くことばかりの浦島太郎状態になってしまいます。

 

今回は、経験者チームからMicro Bitチームを独立させて、初心者チームと合わせて計3チームでプログラミングに挑みました。

 

 

Micro Bitというのは、加速度センサーをワイヤレスでパソコンと接続できるキットです。

入門用のプログラミング言語Scratchと簡単に接続できることから、すでに海外の学校では標準教材として取り入れられています。

(いったい日本のプログラミング教育はどこまで世界に後れをとってしまうのでしょうねぇ・・・。)

 

加速度センサーがあるということは、人の動きをコンピューターが把握できるということです。

今日来た子たちも面白いアイディアをいろいろと実現していました。

自転車の空気入れを動かすと、コンピューター上の風船が膨らんだり、

お盆を回すと車のようにコンピューター上のキャラクターを動かせたり、

じょうろで水を差す動作をするとコンピューター上のバケツに水が入ったり、

おもちゃの刀でコンピューター上の敵と戦ったり、

ハリセンでコンピューター上の「相方」にツッコミを入れたり・・・

 

プログラミングが、コンピューター上だけの表現ではなく、実世界と強く結びついていることが、遊びながら学べるわけです。

子どもたちのアイディアが面白くて、感心させられることしきりでした。

 

 

一方、コンピューター上だけの表現だからこその楽しみ方もあります。

 

たとえば、子どもから大人まで大人気のマインクラフトの中でロボットを動かすプログラミングにチャレンジしている子もいます。

マインクラフトをご存知ない方のために説明すると、このソフトは、コンピューター上の中にある世界の中で動植物を育てたり、建物を建てたりする一種のゲームです。

しかし、ゲームとはいえ、適度にデフォルメされたリアリティが絶妙で、海外では学校教育現場に取り入れられているところもあるのだとか。

 

市販のゲーム上でプログラムが動くので、ビジュアル的にも美しく、カメラマンがずっと画面を追いかけていたのが印象的でした。

 

プログラミングは、数学的な発想力、国語的な思考力、美術センスなど、従来の教科にも良い影響はたくさんあります。

ただ、そうした「実利的な」効果よりも、たんにプログラミング独特の面白さを感じてもらえればいいなぁと、個人的には思います。

 

 

それでは、今日はこのへんで。

 

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中村 五十一

株式会社スタディー・プレイス代表取締役。STUDY PLACE 翔智塾の「ボケ」担当、「ツッコミ」は生徒たち。授業は「生徒たちとの掛け合い漫才」だと思っている。塾講師歴30年。県下最大手塾・茨進の教室長などを歴任。千葉テレビの「茨城県立高校入試の解答と解説」で3年にわたり解説を務めた。
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