知性をどう使うかで人間性が問われる

勉強をして身に付けた知性は武器です。

 

武器は、人を守ることもできますし、人を傷つけることもできます。

 

人を殺傷することができるからといって、刃物を使うことを禁止することはできません。

 

刃物は多くの場合、人に必要とされ、人々を幸せにすることに寄与しているからです。

 

 

 

知性もまったく同じです。

 

むしろ逆に、知性は人々を幸せにする側面ばかりが強調されがちですが、使いようによっては人を大きく傷つけ、場合によっては殺傷することすらできるのです。

 

 

 

大人たちはしたり顔で

 

「いじめられた側の気持ちも考えよう」

 

と言います。

 

 

でも、みなさんは知っています。

 

いじめられた側の気持ちを考えて、

 

いちばん心理的なダメージの大きなことをするのが、

 

いじめの楽しさだということを。

 

 

 

知性そのものがすばらしいのではありません。

 

知性を使って誰かを幸せにしようとして、初めて知性は輝きを放つのです。

 

そういう知性のことを、僕は「智性」と勝手に名付けています。

 

 

 

智性をもって飛翔してください。

 

そのための翔智塾です。

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中村 五十一

株式会社スタディー・プレイス代表取締役。STUDY PLACE 翔智塾の「ボケ」担当、「ツッコミ」は生徒たち。授業は「生徒たちとの掛け合い漫才」だと思っている。塾講師歴30年。県下最大手塾・茨進の教室長などを歴任。千葉テレビの「茨城県立高校入試の解答と解説」で3年にわたり解説を務めた。
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