小学低学年の子にオススメ!?の本

大きな声で独り言

以前、私は幼少期から本が好きだったのにも関わらず、国語の試験が苦手だったことを書きました。

 

読書好きなのに国語の成績が悪い
だいたいジムに行くのは午前中の家事を済ませてからなのですが、ほぼ毎日行くのでスタッフさんが顔を覚えくれます。それだけでなく、どんな仕事をしているかもおおよそ知られていくわけです。いい歳したオッサンが毎日日中にジムに来るのですから、そりや何者...

 

たしかに、読んでいた本の量は確かに人並み以上だったかもしれませんが、じつは、読んでいる本がえらく偏っておりました。

上記の記事ではあまり触れていませんでしたが、「国語の成績を上げる」という意味では、読書の量もさることながら、その幅の広さも大切なんですよね。

 

それでは、当時、たとえば私が小学低学年のころ読んでいた本の一文を覗いてみましょう。

 

 

50ヘルツ、60ヘルツ共通設計の交直流近郊型電車。交直流電車は、交流区間と直流区間を直通できる電車。交流区間では、交流を直流に変えた電気で、主電動機を回して走る。

 

どうです?

大人が読んでもよくわからないことが書いてあるという印象を持つ方もいらっしゃるのではないかと・・・。

 

この本は、私と同世代のお父さんであればご記憶の方もいらっしゃるかと思いますが、小学館の「コロタン文庫」シリーズの中の1冊です。

 

「サイリスタ・チョッパ制御方式」

「内装材の難燃化」

「抑速発電ブレーキ」

「総括制御回路」

 

 

こんな感じの専門用語を容赦なく並べた文章を平気で載せているのが、このシリーズの特徴でした。

子どものためにわかりやすく言い換えてあげようとか、平易な文にしようなどという「余計なおせっかい」がほとんど無いのです。

 

『コロタン文庫 私鉄全百科 小学館』
皆さん、こんばんは。今回は昭和55年当時の子どもむけ鉄道書籍をご覧下さい。小学館がコロタン文庫シリーズとして発刊していたもので、その私鉄電車百科となります。当…

 

コロタン文庫 鉄道関連書籍 制覇!! - テジョンのぶつくさブログ!
コロタン文庫をオークションで買い、少しずつ少しずつ集めていた私。最初に買ったのは「コロタン文庫51時刻表全百科」そして、買って一番嬉しかったのは「コロタン文庫36国鉄駅名全百科」そんなコロタン文庫をオークションでチェックしては集めておりまし...

 

それでも、このシリーズが小学生向けに出版されていたのがわかるのは、小学館さんから出版されていることもさることながら、すべての漢字にふりがながふられているからです。

内容はいっさい子ども騙し的なことはしない。けれども、興味を持つ子どもたちには狭いけれど門戸を開いて待っていてくれる。

そんな「オトナ」なシリーズでした。

 

おかげさまで、私が小学生時代は、国語はからっきしできませんでしたが、理科や社会はほとんど授業を聞かなくても成績はとても良かったです。

授業も試験も、とっくに本で知っていた内容ばかりでしたから。

 

ちなみに、今もこのコロタン文庫、現存しています・・・・が、往時のマニアックな内容とラインナップの面影はほとんどありません。

小学館
小学館公式サイト総合トップページ。小学館の会社情報、新刊案内、小学館が運営しているウェブコンテンツ、サービス、その他事業の詳しい内容、採用情報などを掲載。コミック・雑誌・書籍の検索もできます。

 

読者たる子どもの絶対数が大幅に減ってしまったのに加えて、そもそもこういうマニアックなものへ興味を持つ子たちが激減してしまった今日では仕方のないことなのではありますが・・・。

 

子どもにとって、読書というのは「オトナの世界を覗き見る」みたいな背徳的な快感があったはずです。

 

なんでもかんでも大人が子どもの手取り足取り教えてあげるというのは、結局のところ、子どもの自立性、そして自律性を育めなくしているのではないかと。

年々、子どもたちの精神年齢が実年齢に比べて低くなっている様を見ていると、大人が子どもに合わせすぎているのではないかという気がしてきます。

 

なつかしい愛読書をひさしぶりに実家で目にして思ったことを書いてみました。

 

それでは、今日はこのへんで。

 

タイトルとURLをコピーしました