プロのモデルさんになった卒業生たちのある共通点

さすがに25年近くも塾講師をしていれば、数千人の教え子たちを世に送り出すことになります。

そのなかには、甲子園に出場した子もいますし、司法試験に合格してしまう子もいます。

 

最近生徒たちと話題になるのは、STUDY PLACE 翔智塾の卒業生でモデルとして活躍している子のことです。

モデルとして活動している・・・という噂はかねがね耳にはしていました。

最近では、ネットの普及のおかげで彼女の活躍もネットで見ることができ、現役塾生たちとも共有ができるようになりました。

 

生徒たちは羨望の眼差しを向けるのですが、私にとっては中学生の時からほとんど変わらないような気もして、なんとも不思議な気分です。

営業妨害だと訴えられることを恐れながら言えば、今とさほど変わらない中学生の時は、そんなに頭抜けて美人だったという印象はありません。

それこそ、数千人の子たちを見ているので、彼女以上の美人さんも何人か思い浮かぶくらいです。

 

ただ・・・・

容姿ではなく、他の子より頭抜けていたことがあります。

 

それは、

礼儀正しさと努力する姿勢

です。

 

 

きちんと講師たちの指導を聴き、きちんと挨拶ができ、お礼が言える子でした。

課した宿題は必ずプラスアルファして提出するような、そんな子でした。

当然、成績もトップクラスでした。

 

 

モデル業界のような華やかに見える世界だからこそ、多くの人がそこにはかかわっているでしょう。

そういうスタッフさんや関連業種の方たちにきちんと受け入れてもらえるだけの礼儀正しさをもっている。

「この子のこと仕事をしたいな。」

「この子の夢をかなえてあげたいな。」

そんなふうに関わる全ての人たちに思ってもらえること。そのための努力を惜しまないこと。

 

きっと、彼女がモデルとして活躍できているのは、その容姿以上に、そういった誰にも負けない礼儀正しさと努力する姿勢があったからだろうと、私は確信するのです。

 

思えば、これまでSTUDY PLACE 翔智塾以前の教え子でモデルさんになった子もそんな子たちでした。

 

 

生徒たちが言います。

「いいなぁ、モデルさんは。美人だってだけで、仕事になるんだから・・・。」

 

ちがうからね!

 

 

それでは、今日はこのへんで。

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中村 五十一

株式会社スタディー・プレイス代表取締役。STUDY PLACE 翔智塾の「ボケ」担当、「ツッコミ」は生徒たち。授業は「生徒たちとの掛け合い漫才」だと思っている。塾講師歴30年。県下最大手塾・茨進の教室長などを歴任。千葉テレビの「茨城県立高校入試の解答と解説」で3年にわたり解説を務めた。
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