大きな声で独り言

読書好きなのに国語の成績が悪い

だいたいジムに行くのは午前中の家事を済ませてからなのですが、ほぼ毎日行くのでスタッフさんが顔を覚えくれます。

それだけでなく、どんな仕事をしているかもおおよそ知られていくわけです。いい歳したオッサンが毎日日中にジムに来るのですから、そりや何者か疑われますよね・・・(笑)

 

じつは私も読書好きなのに国語は苦手でした

そんなこともあってかわかりませんが、ジムのスタッフさんと挨拶がてらの雑談の中で、子どもの教育について話題になることがあります。

今朝出た話題が、この「読書好きなのに国語の成績が悪い」という現象です。

じつは、私も子どもの頃は国語は苦手科目でした。けれども、本はかなり読んでいました。週5~6冊くらいのペースで読んでいました。

しかし、結局、国語の科目が一気に得意になったのは、浪人時代に予備校で受講した国語の授業で開眼する時でした。

つまり、学生時代のほとんどの期間、私は国語が実は苦手だったのです。それが、いまや「国語力重視の指導」なんて謳っているわけですから、まぁ人生どうなるかわかったものではありませんね、もちろん良い意味で。

 

いつの時代にもいたのだと思いますが、

「活字を読むのは学校の教科書だけ、情報はすべてテレビかYou-Tubeから」

という子がけっこういます。

 

こういう子たちに比べれば、「読書好き」という子はじつは凄まじい潜在能力を蓄積していることになります。とくに、語彙力や速読力は、活字に慣れてない子たちでは太刀打ちできないほどの力を持っています。

 

国語の成績アップに必要な力

では、読書好きなのに国語の成績が悪い子は、何が問題なのでしょうか?

それは、翔智塾が掲げる国語力の3要素のうち、語彙力と速読力はクリアしていますから、おのずと残りのひとつ、「構造把握力」ということになります。

国語の試験では、設問の文の構造と同じ構造になっている文を本文から探すということで、解答が見つかるように作られているケースがとても多いのです。ですから、国語の試験で良い成績をとるためには、最終的にこの「構造把握力」がないと、得点に結びつかないわけです。

読書好きなのに国語の成績が悪い子は、「構造把握力」がないというより、そうした方法で適切な解答を得ることができるということを知らない子が多いのです。

 

なぜか教わらない国語の試験の基本ルール

もっと基本的なレベルで、「書き抜きなさい」と「書きなさい」との違いなどの、国語の試験における基本的なルールや作法すら知らないという子も珍しくありません。

当然です。国語の試験の基本的なルールや作法は、「暗黙の了解」として、なぜかどの学年でも学校では習わないからです。

塾の国語の授業が「わかりやすい」と評されるのは、こうした「暗黙の了解」をまずきっちり教えるからです。

 

つまり、読書好きなのに国語の成績が悪い子は、そもそも国語の試験の基本的なルールや作法を知らないだけ・・・という可能性も非常に大きいのです。

 

身も蓋も無い結論ですが・・・

では、どうするか・・・。

 

国語の授業に定評がある塾を探して短期講習でも良いので受講させてあげましょう。

 

あまりにもコマーシャルな結論で申し訳ありません。

でも、学校と塾でいちばん授業の主眼が異なる教科が国語なのです。

 

読書好きな子であれば、そうした勘所は短期講習でも十分に吸収できますし、応用する力も自力で養える可能性が高いです。

そうなれば、きっと読書に慣れ親しんできたことに対して、親子でガッツポーズできると思いますよ。

 

 

というわけで、今日はこのへんで。

 

 

 

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中村 五十一

株式会社スタディー・プレイス代表取締役。STUDY PLACE 翔智塾の「ボケ」担当、「ツッコミ」は生徒たち。授業は「生徒たちとの掛け合い漫才」だと思っている。塾講師歴25年。県下最大手塾の教室長などを歴任。千葉テレビの「茨城県立高校入試の解答と解説」で3年にわたり解説を務めた。
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