スポーツは週16時間が限度という調査結果
私が子どものころに比べると、日本の少年スポーツは、体験できる種目も増えていますし、指導もより専門的になっています。
うらやましいと思う反面、塾に疲労困憊の状態で来る子が増えていることに心を痛めたりもします。
勉強もスポーツも、練習時間を多くとるということはとても大切なことです。
しかし、睡眠時間を削ってまでの勉強だったり、疲労骨折するようなスポーツの練習量はさすがに素人の私でも間違っているように思います。
では、子どもたちにとって、スポーツの練習量の限度とはいったいどれくらいなのでしょうか。
気になって調べてみました。
すると、いくつかの記事で資料とされているものを見つけました。
「スポーツ医・科学の観点からのジュニア期における
スポーツ活動時間について(文献研究)」
公益財団法人日本体育協会
平成29年12月18日
この資料の中で気になるポイントを書いてみます。
週16時間以上のスポーツ活動は、ケガや障害の率が2倍になる。
少なくとも週1日もしくは2日の休養日を設けるべき。
スポーツ活動の時間の目安は、週あたり年齢×時間が限度。
行き過ぎたスポーツ活動は、運動能力や体力の向上につながらない。
今後はこうしたことも踏まえながら、少年スポーツの在り方がより良い方向に変わっていくといいなと思っています。
スポーツ自体はとてもすばらしいことですからね。
それでは、今日はこのへんで。
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中村 五十一
株式会社スタディー・プレイス代表取締役。STUDY PLACE 翔智塾の「ボケ」担当、「ツッコミ」は生徒たち。授業は「生徒たちとの掛け合い漫才」だと思っている。塾講師歴30年。県下最大手塾・茨進の教室長などを歴任。千葉テレビの「茨城県立高校入試の解答と解説」で3年にわたり解説を務めた。
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