魂は移植できない、その高校生は悩んでいた
授業が終わると、送迎の車を待つ塾生たちがいろいろな話をしています。
「自分の記憶を機械に移植できても、魂までは移植できないんだよ。」
そんなことを高校生が語り始めました。
中学生はキョトンとしている子が多かったですけれどね。
どうやって死を克服するのか
どうも、そんなことを考えていてたどり着いた結論が「記憶装置に自分の記憶を移植すればいい」ということだったらしいのです。
でも、
「技術的にはもうできるかもしれないけれどさ、それって、オレ自身じゃないんだよ。」
ということに気づいて、ほかの子の考えが知りたかったらしいのです。
死を考えることは、いかに生きるかを考えることです。
受験勉強とは違って、けっして正解にたどり着くことは無い問題。
そういうことを熱く語り合っている高校生たちを、茫然と見つめる中学生たちにも、こういう経験はすぐ活きてくるはずです。
そんな学びもある、STUDY PLACEです。
短いですが、今日はこのへんで。
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中村 五十一
株式会社スタディー・プレイス代表取締役。STUDY PLACE 翔智塾の「ボケ」担当、「ツッコミ」は生徒たち。授業は「生徒たちとの掛け合い漫才」だと思っている。塾講師歴30年。県下最大手塾・茨進の教室長などを歴任。千葉テレビの「茨城県立高校入試の解答と解説」で3年にわたり解説を務めた。
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