麗澤中学入試のポイント

2018年6月14日

昨日、麗澤中学の説明会に行ってきた記事をアップしたわけですが、もちろん受験に関する情報もご提供しないといけませんよね。

 

では、まず国語から。

これは、麗澤中学の先生が入試問題を作成する上での基本設計書みたいなものなのですが・・・

麗澤さんの国語の問題は、読解でかなり難易度の高いものが出題されます。

だからこそ、基礎学力を完璧にしてほしい・・・ということを、説明会で毎年先生方が強調されます。

私が注目したのは、「語彙力」と明記されている点です。

 

私たち翔智塾も、子どもたちの語彙力強化にはとくに力を入れています。

教育現場にいると、学力における語彙力の重要性をひしひしと感じます。

麗澤中学の先生方もいっしょなのでしょうね。

想いを共有できたようで、とてもうれしかったです。

 

次に算数です。

とくに私が共感したのが「ていねいに」と明記してある点です。

 

私自身が、子どものころはていねいさのかけらもないような子でした(;^_^A

それが原因で自分の字を読み誤り大幅な失点をするということを何度か経験しました。

そして、

ただていねいに書くだけで正答率が上がる

ということも、その段階でわかってよかったと思います。

 

ていねいさに関しては、以前は男低女高的な傾向があったのですが、今は男女関係なくて字や図をていねいに書けない子が急増しています。

翔智塾では、速読トレーニングでスピードトレーニングをしているので、中学受験部門ではとくに、そのぶん授業では進度よりも丁寧さに重点を置く指導をしています。

 

今回の説明会では、教育現場にいる先生方と問題意識や目指す方向性を共有できていることを確認できたことがとくに有意義でした。

 

さて、これまでの方向性をそのままバシバシ鍛えていきましょうかね、中学受験生たちを!

 

それでは、今日はこのへんで。

 

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中村 五十一

株式会社スタディー・プレイス代表取締役。STUDY PLACE 翔智塾の「ボケ」担当、「ツッコミ」は生徒たち。授業は「生徒たちとの掛け合い漫才」だと思っている。塾講師歴30年。県下最大手塾・茨進の教室長などを歴任。千葉テレビの「茨城県立高校入試の解答と解説」で3年にわたり解説を務めた。
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