コーダー道場守谷に復帰しました

プログラミングを無料で子どもたちに教えるボランティア活動があります。

コーダー道場といって、世界的な活動です。

 

守谷にもコーダー道場があり、創設からお手伝いさせていただいてました。

しかし、昨年度は全国模試とごとごとく日程が重なってしまい、ほとんど参加できず。

その反省から、今年度は全国模試を日曜日に実施するようにし、ふたたびお手いできるようになった次第です。

プログラミングといっても、いろいろな活用法があります。

守谷のコーダー道場では、センサーを読み取ったり、機会を動かしたりといったプログラミングを目指させています。

 

え?そんなこと子どもにできるの?

 

と、思いますよね。

 

でも、それが簡単にしかも安価にできてしまうところまで、今のプログラミング教育は進んでいるんです・・・海外では。

 

残念ながら、日本のこの分野の遅れはすでに数年レベルではなく、数十年の遅れといえるほどの差が海外とはついています。

この件については、いずれ別で記事にします。

 

コーダー道場守谷には、こうした優れた海外のプログラミング教育ツールを子どもたちにいち早く体験してもらいたいという強い想いがあります。

 

 

 

さて、短い時間でも子どもたちはどんどん作品を生み出していきます。

そして、最後に、全員ひとりひとり自分の作品をプレゼンしてもらいます。

 

このプレゼンも、コーダー道場守谷が大切にしていることなんです。

発表をする方も、聴く方もとても楽しそうです。

ひさしぶりにこのプレゼンを見ていて、気がついたことがあります。

 

  • 発表する子どもたちの作品を誰も批判したりけなしたりしない。

一億総クレーマーの今日の日本において、この子たちのこの感性はすばらしいことです。

きっと、作品を生み出す苦労をみんな自分の経験として知っているからでしょうね。

 

  • うまく動かなくても、それもまた楽しんでしまう。

教育用プログラミングツールなので、どんなプログラムでもアニメーションが結果として返ってきます。

ですから、作者が思ったような動きでなくても、それはそれでコミカルな動きで面白かったり、意外にきれいだったりします。

失敗なのに、作った本人が爆笑してしまったり、会場から「これはこれで面白いよ!」と声があがるのは、このプログラミングツールならではです。

 

プログラミング教育の目的については、さまざまな意見があります。

私は少数派ですが、その目的はだれもが簡単なプログラムを書けるようにすることだと考えています。

 

しかし、こうして子どもたちの様子を見ていると、プログラミング教育だからこその副次的な効果も、ほんとうにすばらしいなと思います。

 

コーダー道場守谷は、毎月第一土曜日の午前中に、南守谷児童センター「ミ・ナーデ」で開催しています。

ぜひ、みなさんも参加してみてはいかがですか?

 

 

それでは、今日はこのへんで。

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中村 五十一

株式会社スタディー・プレイス代表取締役。STUDY PLACE 翔智塾の「ボケ」担当、「ツッコミ」は生徒たち。授業は「生徒たちとの掛け合い漫才」だと思っている。塾講師歴30年。県下最大手塾・茨進の教室長などを歴任。千葉テレビの「茨城県立高校入試の解答と解説」で3年にわたり解説を務めた。
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