塾の日常

中3生の国語は入試問題で8割はとれるくらいになってきました

中3生は、総体が終わり、期末試験が終わり、いよいよ受験生としての夏休みを迎えます。

例年、この夏休みでどれくらいの量をこなせたかで、ほぼどの県立高校に合格するかある程度見えてきてしまいます。

中3生たちには、具体的にどういったテキストを夏にやるのか、どれくらいこなせば、どの高校に入れるのかという話しをしました。

個別指導の先生たちにも翔智塾出身の人がいますから、「あー、俺もそれやったよ。懐かしい~。」などと私の話しにアシストしてくれます。

 

そうした話の後に、

「それでは、頂上がどのくらいの高さか今のうち見ておこうね。」

ということで、茨城県立高校入試の過去問を解いてもらいました。

さすがにみんな燃えてましたね。やる気十分です。

 

授業内での実施と解説になるので、すべての問題を取り扱えるわけではありません。

今回は、国語の現代文、社会の歴史、社会の地理の3問を授業で取り扱いました。

 

結果は「国語力を重視」と謳っている塾としては当然の結果ではありますが、国語がとても良い結果でした。

ほぼ、どの子も8割はできていましたね。入試まで8カ月強あることを考えるとよい仕上がりです。

真っ先に国語力を仕上げておかないと、入試問題レベルになると他の教科の指導がとても効率が悪くなってしまうんですよね。

「○○が苦手」という子を指導していると、その科目が苦手という以前に、日本語で書かれている問題の指示や意図が、まるで外国語を読んでいるかのごとくあやふやな理解しかできていないということが、かなりあります。

 

今の子たちはすぐに

「意味がわからない」

と言います。

以前は、一種の流行語みたいなものだろうと思っていたのですが、実際のところ、ほんとうに意味がわかっていないのだということに授業をしていると気がつかされます。

 

人間は、言葉で世界を理解し、言葉で自分の存在を確認します。

子どもたちに、貧困な言葉しか与えられなかったら、それは、子どもたちの世界が、そして子どもたちの存在自自体が、なにかとてつもなく空虚なものになってしまうのではないでしょうか。

「ああ、生まれてきてよかったな。」と子どもたちが思う時があるとすれば、それは、世界や自分自身のとてつもない複雑さに気づき、それゆえにオモシロイと感動できた時だと思うのです。

 

世界への思いが

「ヤバイ」

だけの人生ではかわいそうです。

 

 

たかがひとりの塾講師ですが、そんなことをいつも考えながら授業をしています。

 

中3生たちだけでなく、すべての学年の子たちの学力に対して今とても手ごたえを感じています。

この手ごたえが早くおうちの方にも伝わるくらいになればいいなと思っています。

 

 

それでは、今日はこのへんで。

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中村 五十一

株式会社スタディー・プレイス代表取締役。STUDY PLACE 翔智塾の「ボケ」担当、「ツッコミ」は生徒たち。授業は「生徒たちとの掛け合い漫才」だと思っている。塾講師歴25年。県下最大手塾の教室長などを歴任。千葉テレビの「茨城県立高校入試の解答と解説」で3年にわたり解説を務めた。
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